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出典:フリー百科事典
『ウィキペディア(Wikipedia)』
- 名称
- 電子ボルト
(エレクトロンボルト)
- 記号
- eV
- 単位系
- SI併用単位(SI単位で表される数値が実験的に得られるもの)
- 物理量
- エネルギー
- 定義
- 電子1個を1Vの電位差で加速したときのエネルギー
- SI
- 1.60217733(49)
- -19
J
電子ボルト(でんしぼると、エレクトロンボルト, electron volt, 記号 eV)は、エネルギーの単位である。エレクトロンボルトともいう。素粒子の質量の単位としても使われる。(参考1:「国際単位系(SI)及びその使い方」によると、“特殊な分野に限り併用してよい単位”となっている。)
1 V の電位差がある自由空間内で電子 1 つが得るエネルギーを 1 eV とする。非常に小さな単位である。1 eV のCODATA推奨値は 1.60217733(49)- -19
J(括弧内は拡張不確かさ)である。質量に換算する(参考2:質量とエネルギーの等価性(E=mc2)によると、エネルギーと質量の単位は、互いに変換することができる。)と 1.783- -36
kgとなる。1 eVの平均運動エネルギーをもつ気体の温度は11,604 Kとなる。
物性物理学から素粒子物理学、あるいは化学、半導体工学などの幅広い分野で使用されるエネルギーの単位である(*)。分野によって使用される桁数が大きく異なる。物性分野では数 meV - 数 eV(もっと大きい場合もある)のオーダー(1 meVが約10 Kに相当)である。素粒子分野では数 MeV - 数 GeV(あるいはそれ以上)のオーダーでの議論がなされる。電子質量は約0.5MeV、陽子質量は約1GeVに相当する。
日本語では活字での正式な表記の際には「電子ボルト」を用いることが多いが、発表・会話などではほとんどの場合「エレクトロンボルト」と読む。単に「イーヴィー」と読まれることもある。日本の高エネルギー(素粒子)分野では、MeV、GeV、TeVなどをそれぞれ、“メブ”、“ジェブ”、“テブ”などと発声する場合がある。
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1.主な利用場面
2.脚注
3.関連項目
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