2.A, 伝統的分類に基づく硬骨魚類
軟骨魚類・硬骨魚類は、古くは魚綱の下位の軟骨魚亜綱・硬骨魚亜綱としたが、今では魚類を魚上綱として、軟骨魚綱と硬骨魚綱の2綱に分けることが多い。
なお魚類に無顎類(ヤツメウナギやヌタウナギ等)を含めるかどうかは、研究者によって意見が分かれる。
生物の進化上は、硬骨魚類は軟骨魚類から、軟骨魚類は無顎類から分岐した。
また、両生綱、爬虫綱、鳥綱、哺乳綱は、硬骨魚類から分岐した。下図参照。
┏ 無顎類 (A)
脊椎動物┫ ┏ 軟骨魚類 (B)
┗ 顎口類┫ ┏ 条鰭魚類 (C)
┗ 硬骨魚類┫ ┏ 肺魚類 (D)
┗ 肉鰭魚類┫
┗ 四肢動物━ (両生類,爬虫類,鳥類,哺乳類)
すなわち硬骨魚類は(C)+(D)のグループであり側系統群(単系統群から一部の群を除いたグループ)のため、この場合分岐分類学の立場では(無脊椎動物や爬虫類などと同様)生物分類の単位とはされないはずである